【書評】小さな会社の税務がすべてわかる本-はじめての経理処理から決算・申告まで-

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書評

中小の税務基礎が205項目のQ&Aでまとまっています。サクッと読めていいんだけど古いのが難点…!

今回紹介したいのはこちらの本!!

小さな会社の税務がすべてわかる本-はじめての経理処理から決算・申告まで-(高橋敏則)

目次

こんな人におすすめ

こんな人におすすめです。

  • 会計事務所1年目でまず基礎からって人
  • 古い情報でも上手く取捨選択できる人
  • Q&A形式で気軽に論点を学びたい方

古いけど基礎まとまってます

中小企業税務の基礎知識全般が205項目のQ&Aで学べる本です。

各項目が1ページのQ&Aで完結しているため、まとまった時間が取れなくても通勤時間や待ち時間で少しずつ読み進めることができるのが良いです。

もはや会計事務所で教える教えないの論点にすらあがらない基本をこっそり押さえられます。

実務をする上でなんとなく身についていく項目ではありますが、スタートダッシュとして1年目に網羅できていると『できる新人』と評価されるでしょう。

ただし、2013年発刊で改訂版がでていないので、税制改正点が結構あります
これ最新版あるなら私的には超おすすめなんですが、いかんせん古いので勧めし辛いのが…悔しいです。

いや、でも私が先輩の立場なら後輩に1周は読んでおいて欲しい1冊ですね…。

1年目なら読んでみてもいいかも

法人税の申告といっても「法人税・法人県民税・法人事業税・地方法人特別税・法人市民税」など多くの税金に分かれていることを、赤字決算をしているときはあまり理解できていませんでした…。

そんな誰も教えてくれない基本論点についても解説があります。

例えば以下のようなQuestion(クエスチョン)があります。

源泉徴収や印紙税、税務調査についても触れているので、古いものは無視したとしても、学びは多いと思います。

気になるものがあれば読んでみてください!

Question(サンプル)】
Q40.給与を支払っている社員を外注扱いにできないか
Q82.地代を1年分払ったがまとめて経費処理してよいか
Q101.社長のマンションを会社がタダで借りてもよいか
Q115.大量に仕入をしておきたいが節税になるか
Q173.印紙を貼らないとどうなるのか

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