【転職体験談】税理士事務所転職して正解でした!

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転職正解

院卒から3年半勤めた税理士法人を転職するのは、かなりの勇気が必要でしたが…あの時思い切って本当によかったと思っています。

こんにちは!むたです。

大学院卒業後から都内の税理士法人(現在2社目)に勤めており、転職を成功させて今ではフルリモートの税理士法人で自由に働いています

今回は私の『転職体験記』として、転職を決意してから実際に転職に至るまでの全てをお話したいと思います。

記事では私がリアルに利用した転職エージェントについてもご紹介しています。興味のある方は最後までお付き合いいただけますと幸いです。

目次

自己紹介

管理人の簡単な経歴を紹介をさせていただきます。

大学1年時より簿記3級に挑戦し、大学3年時から4度の税理士試験で3科目(簿記論・財務諸表論・法人税法)に合格、院免で税理士になりました。

新卒で入社した税理士法人が過酷な職場で、税理士の道を後悔する日々でしたが、別の税理士法人へ転職し働きやすさの違いに感動

ブラックな職場が多い税理士業界で、どうやって転職を成功させたのかお話したいと思います。

  • 大学3年(21歳) : 就活が嫌で税理士試験に挑戦するも簿記論1年目【不合格】       
  • 大学3年(21歳):官報は能力的に難しいと悟り、早々に院免の進路確定
  • 大学4年(22歳) : 簿記論2年目・財務諸表論1年目 【合格】
  • 大学院1年(23歳) : 惨敗の法人税法1年目【不合格】
  • 大学院2年(24歳) : 理論のヤマが当たって法人税法2年目【合格】
  • 新卒 (25歳): そこそこブラックの中堅税理士法人に就職
  • 3年目(27歳) : 毎日転職したいと思いながら仕事、税理士登録
  • 4年目(28歳) : 転職活動を決意し、フルリモート税理士法人へ転職!!

もっと管理人のことを知りたいと思ってくださった方は、【税理士試験合格体験記】も書いているので、こちらもぜひ。

新卒入社した税理士法人は体育会系!?

大学院卒業後、新卒で入社した都内の税理士法人。

他に何社か候補はありましたが、オフィスが綺麗であったことと、中堅税理士法人のため望めば幅広い業務を行えることが決め手でした。

成長スピードは早い事務所だったと思います。その分たくさん仕事をしました。

古き良き「俺の背中を見て学べ」スタイルで、勉強させてもらってるんだからサービス残業だよね?が共通認識です。

職員は毎月当たり前のように辞めていって、それを「あの人脱落したな」と見送る世界でした。

雰囲気はまさしく運動部強豪校。厳しさの中に成長を見守る眼差しもありましたが、周りの意識も仕事のレベルも高く、振り落とされないように、脱落しないようにしがみつく毎日でした。

転職を決意した3年目

そんな環境の中で、無我夢中で社会人2年目を駆け抜け3年目に入り、それなりのミスやクレームも経験し、税理士という仕事の難しさや責任の重さに自信を奪われていくようになります。

クライアント層は中小~大企業満遍なくで、特に大企業に関しては、私は高度な税務ができるほど頭の出来が良くないため、いつも正解がわからずに霧の中手探りで仕事をする恐怖がありました。

このままこの職場で経験を積んでも、担当する会社規模が大きくなっていって、増々不安の中で仕事をしなければならない…。

残業も多く、終電を逃してタクシーで帰って、家で勉強して、休日に出勤して、怒られて…自分という形が徐々に崩れていくのを感じていました。

同時にTwitter(現X)で流れてくる同世代の給与を見て、『あんなに苦労して理論を覚えて、年に1度の緊迫した試験に受かって税理士になったのに。常に残業して責任だけ重くて年収は同世代より少ない。これなら勉強せずに普通に就活して会社員になった方が全然よかった!!』と完全に心が途切れます。

もう転職でしか未来を描くことはできませんでした。

この時点で、そもそもの進路として『経理』か『税理士』かで悩み始めます。今までの経験を無駄にしたくなかったため、会計以外の仕事は考えられませんでした。

だいぶ『税理士』という仕事に辟易していましたが、やはり諦め切れない部分もあり「税理士という仕事が自分に合っていないのか」それとも「今の税理士法人(職場)が合っていないのか」どちらか見定めようと考えます。

そのため、ひとまずは別の税理士法人・会計事務所へ転職をし、そこでの経験を踏まえて、経理か税理士かを改めて検討することにしました。

方針は決まったのであとは情報収集をして、実際に転職活動を始めるのみです。

基本的に会計事務所はブラック傾向にあるため、安易に転職をすると、同じ環境の繰り返しになり兼ねない。これから繁忙期を迎えてすぐの転職はできない分、時間をかけて求人を吟味しようと決めました。

活用した転職エージェント

当時の事務所で働き続ける未来を描けなくなったことから、転職を決意し長期スパンでの転職活動(求人集め)を開始。

まず初めに登録した転職エージェントはHupro『ヒュープロ』でした。
理由は単純に税理士法人、会計事務所の求人数が1番多いとでてきたからです。

他に登録した転職エージェントは、下記の3つです。

MS-Japan(高年収税理士法人の求人確認用)
・人材ドラフト(一般会計事務所の求人確認用)

・ジャスネットキャリア(経理の求人確認用)

スクロールできます
ヒュープロMS-Japanジャスネットキャリア
総合評価★★★★★
【 5 / 5 】
★★★★☆
【 4 / 5 】
★★★☆☆
【 3 / 5 】
得意分野会計事務所
税理士法人
士業
管理部門
経理
財務
特徴求人数NO.1管理部門特化経理・財務特化
年齢層20代~50代20代~50代20代・30代
税理士求人数約 6,000件約 1,300件約 800件
コメントまず登録すべき
求人数NO.1で
バランス良し
管理職も多く
高年収が狙える
経理転職も
検討したい
公式サイト公式サイト
おすすめ転職エージェント比較

MS-Japanは大手税理士法人や特化型事務所が多く、人材ドラフトはザ・会計事務所の求人が多いです。
ジャスネットキャリアは「経理」の求人も確認しておきたかったので登録だけしていました。

特徴がハッキリしてるので転職先のターゲットが合うなら登録しておくといいと思います。

ちなみにMS-Japanの求人は、他より年収が高いものが多いため、高年収を目指すならMS-Japanの登録は必須です。
エージェント面談はスルーして「高年収税理士カッコイイ!」と求人だけ見て想像するのも夢ありますよ。

もし、私と同じように「経理への転職」も考えているのであれば、ジャスネットキャリアも登録はしておくと良いと思います。
MS-Japan同様に会員登録さえすれば、エージェント面談は省略しても求人情報は閲覧できるので、「経理の年収ってどんなもん」と確認するために使っていました。

なお、特徴という点ではヒュープロの求人は大手も中小も揃っているバランス型です。
そのため、まず初めに情報収集するのであれば『ヒュープロが1番バランスが良い』と思います。

結果としてメインで使っていたのもヒュープロでしたしね。使い勝手が良かったです。

気になる方はヒュープロのリアルレビューとして、登録から面接までの流れを記載したこちらの記事を読んでみてください!

👇ヒュープロのリアル評価

転職エージェント登録後は、半年以上かけて求人を集めてストックしておき、Twitter(現X)では会計事務所の代表者のツイートを確認して良い事務所が無いかリサーチ。

自分の求人条件を様々な比較から整理していきました。

最終的には、転職エージェントからの転職ではなく、先に転職をしていた同期より職場の紹介をもらい、同じ税理士法人で働くこととなりました。

ただ、様々な求人情報を見ていたおかげで、同期紹介の職場もフラットな目線で条件の比較、判断をすることができたので、あの時にヒュープロ他へ登録しておいて良かったと思っています。

とにもかくにも、ご縁に恵まれて、無事転職することができました!

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転職エージェントを利用するメリット

会計事務所・税理士法人の転職をする場合には、転職エージェントの登録は必須です。

特に上記で紹介している転職エージェントは「業界特化」であるため、企業とのコネクションが深く、リアルな情報を提供してくれます。

求人情報だけではわからない会社の裏事情も、面談時に教えてくれます。(実は離職率高めとか)

履歴書・職務経歴書の書き方から、面接対策まで請け負ってくれて、全て無料で活用できるので、登録しない理由はないでしょう。

外れな担当者もたまにいますが、基本的には私たちが転職入社することで、その会社から紹介手数料をもらうビジネスプランなので、親身になってくれますよ。

転職先の税理士法人

転職先はフルリモート(在宅)の税理士法人で、メインターゲットは売上1億円未満の中小法人(スタートアップ中心)です。

前職に比べて税務論点は単純で、担当件数は圧倒的に増えましたが、税務リスクという点で精神的負担はだいぶ楽になりました。

フルリモートかつフレックスなので、いつ仕事をしても良いのが自分的には合っています。

夏に汗だくで外出しなくていいし、満員電車に乗らなくていいし、始業ギリギリまで寝てられる。

年収はすごい良い訳では無いですが、今のところ仕事量と比較して不満は特にないです。

かつて悩んでいた『税理士という仕事が自分に合っているか』については、今では税理士資格とって良かった!と思えています。

一通り自分で仕事を回せる力量になれば、自由にスケジュールを組むことができますし、押し売りの営業は必要なく、お客さんからも感謝していただけます。

繁忙期(12月~3月)は…目も当てられませんが。
冬の寒い時期はこもって仕事をして、逆に夏は閑散期なのでよく遠出の旅行に行っています。

私のレベルでは、高度な税務で報酬が高い案件で四苦八苦するよりも、諦めて低い単価の件数をこなす今の方が、精神的に落ち着いています。

同じ税理士資格でも、メイン業務や職場環境でこんなに違うものなんだなとしみじみ感じています。

悩んでいるのであればまず行動!

転職を実際に決断するのはとても勇気のいることでしたが、今は転職をして本当に良かったと思えています。

もっと悪い環境になる可能性もあるし、履歴書の傷になってしまうかもしれない。
厳しい職場ではありましたが、強豪校の運動部的厳しさで、かろうじて感謝できる環境ではあったので…。

他の職場を知らないため、『自分が甘いだけかな』と考えることも多かったです。

でも今振り返ると、ゆるく働きたい私には場違いな環境だったとわかりますし、そう思えるのも現在の職場を知ることができたからです。

もしこの記事を読んでいる方の中で、今の職場が辛いと考えている方がいらっしゃったら、『あなたにあった職場が他に絶対にある』ということを忘れないでほしいです。

また、求人情報は早めに集め始めることをおすすめします。比較対象があることは、物事を選択する上で大事なことです。

私は早めに求人を集めることで、自分の譲れない条件と妥協していい条件を整理していくことができました。

転職エージェントの登録・利用は無料なので、今転職する気はなくても、ひとまず登録しておくくらいの気持ちで、求人情報を集めてみてください。

本当に転職を考えた時、あの時行動しておいて良かったって思えるはずですよ。

皆さんにも素敵な職場との出会いがありますように。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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👇管理人おすすめの転職エージェントHupro(ヒュープロ)レビュー記事はこちら

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 ひとまずエージェント面談はせずに会員登録だけして、高年収の求人情報を見てみるという使い方も👌

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