会計事務所についていけないと思ったらやるべき仕事術_勤務税理士の回答

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会計事務所 ついていけない

会計事務所に就職したものの…
わからないことが多すぎて、仕事についていけない。
能力不足でしょうか?

会計事務所に就職してみたものの…仕事が思うようにできなくて「ついていけない」「能力不足かな?」と落ち込むことはありませんか?

・未経験なのにすぐに担当を持たされた
・先輩が仕事を教えてくれない
・お客さんと上手にコミュニケーションがとれない

税理士法人や会計事務所は教育体制が整っていないことが多く『仕事をしながら学べ』のスタイルが主流です。

何もわからないところからお客さんの前に放り出されて、つらい日々を過ごしている未経験の方も少なくないでしょう。

私自身も1年目は体当たりで仕事を覚える一番つらい時期でした。

そこで今回は、新卒から税理士事務所に5年以上勤務している管理人が、昔の自分に教えたい「会計事務所についていけない」と悩んだらやるべき仕事術についてお話しします。

転職という選択肢を検討する際のポイントについてもお話ししますので、ぜひお付き合いください。

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目次

会計事務所の仕事についていけない理由

会計事務所は仕事を教えてくれない

会計事務所は一般企業のようなOJT制度(先輩社員が後輩に対し、業務に必要な知識やスキルを、実務を通して指導・教育する制度)が整っていないことが多いです。

理由は複数あるかと思いますが、基本的に自分の仕事で手一杯のことが多く、新人の面倒を見ている暇がありません。
また、それぞれが「わからないことは自分で調べて解決する」ことで仕事を覚えてきているため、同じように新人も体当たりで学んでいくだろうという風潮があります。

・仕事を教える時間的余裕がない
・短期で辞める社員も多く教育コストがかけられない
・「自力で仕事を覚えた」自負があるため同じように成長できると考えている

中堅以上の税理士法人では新人研修を行うところもありますが、結局研修と実務では異なるため「自ら学んで仕事を覚える」覚悟が必要な業種となります。

未経験でも担当を持たされる

会計事務所は現在業界的に圧倒的「人手不足」です。

AIの発達により税理士業務がなくなるという話もありますが、人の手が要らないレベルには到底達していない現状です。
むしろ税理士試験受験者は年々減少しており、税理士の平均年齢は60歳以上と若い人材が枯渇している状況です。

そのため、未経験で入社しても、人手が足りていないためすぐに担当を持たされることが多いです。

私も新卒入社と同時に退職予定者から10社以上の引継ぎを受けました。

会計事務所は一人担当制が多いため、引継ぎを受けた時点から、お客さんはあなただけが頼りなのです。

質問される範囲が広すぎる

税理士業務は多岐に渡ります。

税務の質問一つでも「法人税法」「消費税法」「所得税法」…と様々な税務論点を総合的に検討する必要があります。

税務だけならまだしも、「給与計算」や「社会保険・雇用保険」、「補助金・助成金」、「融資」…と会社経営に関することであれば何でも質問されるような職業です。

経営者を総合的に支援できることがこの仕事の醍醐味なので、日々の勉強が不可欠です。

お客さんとのコミュニケーションが上手くいかない

「会計事務所は事務作業」と考えて入社された方は、想像以上にコミュニケーション能力を求められて驚かれるのではないでしょうか。

会社へ訪問して経営者や経理の人へアドバイスをするのも会計事務所の重要な仕事の一つです。
税務の話だけではなく、経営や人事の相談、ビジネスの話、雑談まで振られる話は幅広いです。

また、決算のタイミングでは資料を期限内に回収するという重要任務があります。

資料の依頼・回収方法、期日設定、リマインド等、お客さんに動いてもらうにはどうしたら良いか考え、伝え方を工夫することも大切です。

税理士(会計事務所)は、お客さんと良好な関係を保って期限内に仕事をするために、幅広い知識とコミュニケーション能力が要求される難しい職業だと思います。

会計事務所で活躍するには「自ら学ぶ姿勢」が必要

会計事務所で活躍するためには「自ら学ぶ姿勢」がとても大切です。
上記の通り、教育体制が整っていない業界かつ、幅広い知識のアップデートが常に必要な仕事だからです。

とはいえ、未経験者はどのように仕事を覚えていけば良いのかわからない人も多いと思います。
私も1年目は仕事の進め方がわからずとても大変な思いをしました。

そこで「会計事務所の仕事についていけない」と苦しんだ過去の自分に伝えたい仕事のコツについてお話したいと思います。

自分の能力不足ではないかと悩んでいる方は、ぜひ次の仕事術を明日から試してみてください。

【会計事務所で必須の仕事術】
・調べるスキルを身につける
・質問するスキルを身につける
・回答するスキルを身につける

調べるスキルを身につける

会計事務所で仕事をする上で最も重要なのは「調べるスキル」です。

わからないことが発生したら、まずは「自分で調べて、自分なりの回答を準備する」ことをマストで行ってください。

先輩社員に質問するのはその後です。

調べものをする時は、以下の手順で行いましょう。

① 過去の記録を調べる
② Web検索で当たりを付ける
③ 国税相談専用ダイヤルに電話をかける
④ 条文、書籍、税務通信で根拠を探す

① 過去の記録を調べる

もし引き継いだ会社からの質問であれば、まずは前期以前の会計処理、税務処理を確認しましょう。

処理方法が確認できたら「なぜ前任者はその処理をしたのか」を考えます。

前の担当者がこうしていたから」で済ませてしまうのはNGです。

前の担当者が間違っている可能性もありますし、他の会社で同様の事例が出た際に、自信を持って同じ判断をすることができないからです。

きちんと過去の処理が腹落ちできるように、面倒ではありますが、調べる習慣をつけましょう。

② Web検索で当たりを付ける

会計事務所の社員たるもの、最終的には条文に立ち返って判断するようにしたいですが、初めから条文を探しにいく様ではいつまでたっても回答には近づけません。

今はインターネットで様々な税理士が己の見解を発信してくれている時代です。

わからないことは一度Web検索をし、複数サイトを比較・閲覧した上で、正解の当たり(方向性)をつけましょう。

もちろん、ネット情報は信憑性を確保してくれるものではありません。

ただ、複数サイトで同じ見解を発信しているようでしたら、正解にかなり近いと判断できると思います。

ネット情報を根拠とするのではなく「問題解決の糸口となる情報を早く見つける」ためにうまく活用すると良いでしょう。

③ 国税相談専用ダイヤルに電話をかける

国税に関する一般的な相談については、国税庁が「国税相談専用ダイヤル」を用意してくれています。

国税局の職員等が電話相談を受けてくれるため、こちらも上手く活用していきましょう。

電話をかける際の注意点は「会計事務所の社員」と名乗らないことです。

会計事務所からと悟られると「税理士先生にてご判断をお願いします」と断られてしまう可能性があるからです。

事業主や会社経理を装って(難しい言葉は使わず知識がないフリをして)質問するように意識してみてください。

④ 条文、書籍、税務通信で根拠を探す

①~③までを活用すれば、ほぼ正解までたどり着けているはずです。

ただ根拠はきちんと残しておくべきです。

判断のもととなる条文や書籍はPDF化して、仮に税務調査で指摘された際に、反論できるよう準備しておきましょう。

「税務通信」を購読している事務所であれば、税務通信の記事も勉強になるので、調べてみることをおすすめします。

質問するスキルを身につける

「調べるスキル」が身についたら、次は「質問するスキル」です。

質問する相手は、大きく2つ「社内(先輩や上司)に対する質問」と「お客さんに対する質問」かと思います。
どちらに対する質問でも意識してほしいのが下記の事項です。

① 質問の前提を共有する
② 自分なりの答えを用意する
③ 答えを記録する

① 質問の前提を共有する

新人の方でまず多いのは、「質問の前提を共有せずに質問を始めてしまう」ことです。

社内への質問でしたら、「クライアント名」や「クライアント状況」「なぜこの質問をしたいのか」は冒頭で説明してから、質問に入ると良いでしょう。

お客さんへの質問の場合でも、「現状について○○という認識でおります」と自分が認識している状況を先に共有すると、仮に現状に相違があった場合に、早い段階ですり合わせをすることができるので、おすすめです。

税理士業務は、ケースバイケースで答えが変わることが多い仕事です。

前提が間違っていると、異なる答えになってしまう可能性がありますので、「質問の前提を共有する」ことを意識するようにしてみてください。

② 自分なりの答えを用意する

既にあなたは「調べるスキル」を駆使して、自分なりの答えを用意できているはずです。

「質問の前提の共有」と共に、「今回のケースの場合、この条文(書籍)からこのような解釈ができると思うのですが、あっているでしょうか?」と自分の答え答えに達するまでの過程を説明するようにしましょう。

厳しいですが、自分の答えを用意せずに「これってどうすればいいですか?」と丸投げするようでは、自分で考える力が身につきませんし、先輩からも呆れられてしまうと思います。

正解にたどり着けていなくてもいいのです。

あなたの答えとそれまでの過程を説明してくれれば、多くの先輩はどこで考え方が間違ってしまったのか教えてくれると思います。

質問を丸投げして答えだけ貰うより、答えの導き方を教えて貰う方が何倍も有意義です。
「魚を与えるより釣り方を教える」
せっかくなら魚の釣り方(答えの導き方)を身につけていきましょう。

あと先輩の立場からしてみても、自分なりに考えてから質問を持ってきてくれる後輩の方が、やっぱり可愛くみえるものです。

③ 答えを記録する

これも意外と多いのですが、「解決した答えを記録しない」のはとてももったいないことです。

質問時には記憶に新しいので、質問から答えまでの過程を覚えていると思いますが、人間ですから時間が経つと忘れてしまいます。

忘れてしまうとせっかく時間をかけて答えまで導き出したのに、もう一度同じように考え直す必要があり、とてももったいないと思いませんか?

解決した事項は、早めに「質問」「質問の前提」「答え」「答えまでの過程」をワンセットにして、記録するようにしましょう。

自分が次の人へ業務の引継ぎをするときも、その記録があれば、スムーズな引継ぎが可能です。

回答するスキルを身につける

最後にお伝えしたい仕事スキルは「回答するスキル」です。

これは少し応用編なので、まずは「調べるスキル」と「質問するスキル」を身につけて余裕があるようでしたら、意識してみてください。

① 質問意図を読み取る

お客さんからの質問、社内質問のどちらにも共通しますが、質問をされたら「質問意図」を読み取ることをまず意識するようにしましょう。

この場合の質問意図とは、「なぜこの質問をしているのか」「相手が望んでいる答えは何か」を想像することです。

例えば「○○は経費になりますか?」という質問に対して、「なぜこの質問をしているのか」「相手が望んでいる答えは何か」を想像すると、以下の可能性が考えられます。

■ なぜこの質問をしているのか?
 ① きちんとした経理処理をしたいから
 ② 節税のために多少強引でも経費に落としたいから

■ 相手が望んでいる答えは何か?
 ① 基本的に○○は経費になりません。理由は~だからです。
 ② 基本的に○○は経費になりませんが、△△の場合なら経費と認められる可能性はあります。

このように、相手の質問意図がどこにあるのかによって、回答の仕方が少し変わります。

質問意図を読み取れない場合でも、追加の質問で確認されるだけですので、できなくても仕事に大きな影響はありません。

ただ、質問意図を踏まえて回答することで、連絡やり取りを少なくすることができ、お互いにストレスが少なく済むので、仕事に慣れてきたらぜひ考えるようにしてみてください。

② プラスαの回答を意識する

質問意図を考えられるようになったら、その意図に沿った「プラスα」の回答を心掛けましょう。

先ほどの「○○は経費になりますか?」の質問の場合だと以下のイメージです。

■ なぜこの質問をしているのか?
 ・ 節税のために多少強引でも経費に落としたいから

■ 相手が望んでいる答えは何か?
 ・ 基本的に○○は経費になりませんが、△△の場合なら経費と認められる可能性はあります。

■プラスαの答え
 ・ 調査の際に否認されるリスクはありますが、もし経費として計上する場合には、□□の証拠を残しておくとよいかと考えております。

完全に経費として認められないような内容でしたら、それは専門家としてきちんと指摘するべきですが、ケースバイケースで認められる余地があれば、そこはアドバイスをするべきだと私は考えています。

その際に、質問に対するプラスαとして「こうすれば認められる可能性がある」といった、質問の先の回答まで準備できるようになると、会計事務所で立派に活躍することができるでしょう。

能力不足ではなく『やり方』がわからないだけ

自分が会計事務所についていけないのは、能力不足だからではないか…?」と悩んでいるあなたはとても真面目で責任感のある方です。

会計事務所の仕事内容は、1年をスパンとしたルーティン業務が多いため、まずは1年間回してみてください。

1年後には、慣れて余裕が出てきます。

能力不足ではなく、まだ『やり方』がわかっていないだけです。

会計事務所の閉鎖的な環境に負けず、もう少し一緒に頑張りましょう!

【厳選2冊】会計事務所の未経験者におすすめの本

ここまで会計事務所で活躍するための仕事術についてお話してきましたが、書籍によるインプットをすることで成長速度はさらに加速します。

下記2冊は、実際に管理人が読んで、会計事務所の未経験者に最もおすすめの本なので、ぜひ読んでみて欲しいです。

税理士事務所に入って3年以内に読む本(高山弥生)
レビュー記事:【未経験者必読】税理士事務所に入って3年以内に読む本

STEP式 法人税申告書の作成手順 
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レビュー記事:【申告書作成初心者おすすめ】STEP式 法人税/消費税/相続税申告書の作成手順

「もう限界!」転職を視野に入れるべきタイミング

会計事務所の仕事のポイントを意識してみた。会計事務所の本も読んでみた。

その上で「この職場にはいられない!限界!」と思ったら、転職を考えてみましょう。

『仕事』ももちろん大切ですが、なにより大切なのは『心と体の健康』だと思います。

下記のような外部的要因でストレスを感じてしまう場合、残念なことに自分の努力だけでは改善は難しいため、職場環境を変える判断も必要です。

平日の1/3(8時間)以上を仕事に費やすのです。自分の犠牲に成り立つ職場にはいられません。

・長期間にわたりストレスを感じている
・心身の健康が損なわれつつある
・仕事に関して適正な評価がされてない
・上司や同僚との関係が悪化している
・他の職場環境に興味が湧いている

転職を考えたらやるべきこと

「よし、転職活動してみよう!」と考えたあなたのやるべきことは大きく2つです。

それは、『働き方の希望条件の整理』と『会計事務所向け転職エージェントへの登録』です。

詳しく見ていきましょう。

働き方の希望条件の整理

今の職場であなたが一番ストレスを抱えている・嫌なことはなんですか?
それを改善するために妥協できることはなんですか?

例えば『残業時間が長い』ことがストレスである場合、『定時上がりの職場』を優先順位1位としましょう。
その希望を叶えるためには『年収ダウン』の可能性が高いですが、いくらの年収までなら妥協できるでしょうか?

厳しいことを言いますが、全てをリセットして得る「理想の職場」なんてものはありません。
皆、どこかで現実と折り合いをつけて仕事をしています。

働き方の優先順位の整理は「失敗しない転職」のためにとても大切なことです。

会計事務所の求人はとても多いです。膨大な求人を見ていると自分が何のために転職をしたかったのか目的を忘れてしまう時があります。

だからこそ道しるべとなる『絶対に叶えたい希望』と『妥協できる範囲』をきちんと自分の中に持っておくことが大切なのです。

会計事務所向け転職エージェントへの登録

転職エージェントは大きく分けて「総合型」と「専門型」の2つがあります。

・総合型:様々な業種をまんべんなく網羅する転職サイト・転職エージェント
・専門型:特定の業種に特化している転職サイト・転職エージェント

会計事務所の転職では、断然「専門型(会計事務所向け転職エージェント)」を選ぶべきです。

「総合型」は公開求人数も多く、リクルートエージェントなど、よく耳にする転職エージェントが多いため安心感があります。
しかし、税理士・会計事務所のような専門性の高い業種に詳しくないので、キャリア相談に深みがありません。(そもそも仕事の話が通じないことも…)

反面、「専門型」の転職エージェントは、業界をよく理解しており、求人企業の裏情報まで知っています。

表向きの求人情報だけでは、リアルな残業時間や離職率はわかりません。

しかし会計事務所向け転職エージェントでは、求職者の口コミからリアルな情報を仕入れているため、職場の雰囲気を含めて求人情報だけではわからない生の声を知っていることがあります。
もし「いいな」と思う求人があったら、必ず転職エージェントの担当者へ確認を取るようにしましょう。

良いことだけ書いてある求人なんていくらでもありますから…。失敗しない転職のために、情報を仕入れる努力が不可欠です。

転職エージェントを利用することで、キャリア相談に乗ってくれたり、履歴書・面接対策をしてくれたりと、プロのサポートを無料で受けることができます。

一人でやる転職活動には限度がありますので、転職エージェントをうまく利用して、自分に合った働く「環境」を手に入れましょう!

おすすめ!会計事務所向け転職エージェント

会計事務所向け転職エージェントは多くありますが、私が実際に登録した中でもおすすめな3つをご紹介します。

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税理士・会計事務所の転職に特化


2位
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約2,000件
4.0
MS-Japan求人の質が高く、高年収を狙いたい人におすすめ

オフィスへの訪問面談も可能なためリアルな模擬面接が可能 ※オンラインや電話もOK

土曜日も対応可能ため、平日が難しい場合も利用しやすい

実務経験が3年以上ある方は登録して損なし

3位
ジャスネットキャリア
約800件
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面談方法(対面・Web・電話)面談時間(最短10分)も都合に合わせて選択可能

経理経験がない場合はキャリア相談が充実しているためおすすめ

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まとめ

未経験で会計事務所へ入社すると、初めのうちは、わからないことばかりでつらいと思います。

ただ経験を積めば積むほど、仕事のやりがいを感じることができるはずので、ぜひ今回の仕事術を意識して日々の業務に取り組んでみてください。

調べ方や質問の仕方を少し意識するだけで、成長速度がかなり違うはずです。

しかし、それでも環境が変わらない場合は、転職という選択肢を前向きに検討するべきです。

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